動画初心者でもできる|編集時助かる動画撮影の最大のコツはこれだと思う

スチール・動画の豆知識

こんにちは!たなです。

動画編集のお仕事を最近しているというか、また始めました。

以前に動画の編集にあたり、動画の撮影も多少やった事があります。

実際にテレビのカメラマンをやっていた人から撮影のコツも教わった事があります。

教わった事の中で、初心者でもできる1番重要なコツはこれだと思うんです。

最大の動画撮影のコツは「動かすな」

なんだこんなこと?と思われる人も多いかもしれません。

この「動かすな」というのは手ぶれの話ではありません。(もちろん手ぶれしないにこしたことはないですが)

気になるとこがあるとあっち映し、こっち映し…とずっとカメラを動かしてませんか?

結構やってる人多いんですよ。

例をお伝えすると…

「美味しそうな定食(全員同じ定食)」と「それを食べる友人2人」の動画を撮影するとします。

まず自分の分の美味しそうな定食の全体を一瞬映します。

その後すぐ、定食のそれぞれの品をカメラを動かしながらアップで撮影します。

友人の「美味しい!」という声が聞こえてとっさにカメラを友達に向けます。

となりですぐに違う友人が「これめちゃくちゃ美味しい!」と言い出したので、すぐカメラをその友人に向けます。

…というように、カメラをずっと動かしながら撮影する。

はい、編集しづらさマックスの動画のできあがりです。

なぜずっと撮影時カメラを動かしていてはダメなの?

誤解しないでほしいのが、カメラをずっと動かし続けるのが絶対ダメなわけではありません。

狙ってそういう風に撮影する場合もあるし、日記代わりとして、楽しんで撮影したいというのであれば、あまり深い事は気にせず撮影しても良いと思います。

ただ、「撮影した動画を後で編集したい」とか、「自分の撮影した動画が見づらい」と思った事があるなら、「動かさない」事を少し心がけてみると良いと思います。

例えばテレビを見てもらうとわかるのですが、常にカメラを動かし続けてる映像ってそうないと思います。

外歩きのロケなどは、カメラを動かさずカメラマンが動いて撮影して、風景は動いても、写っているタレントは常にカメラの決まった位置からあまり動いていないはずです。

また、例えば食レポなんかは、先ほどの例と似ていますが、常にカメラを動かしているでしょうか?

動かしているとしたら、人が口に食べ物を運ぼうとしている時や、食べ物を細かく映している時くらいですかね。

もちろん、しゃべっている人をズームしたりする事もありますけど…

基本的にカットで場面が変わる事が多く、カメラがあっちこっち動き続ける映像はそうないと思います。

もちろん、テレビは何台もカメラマンがいて色々な角度から撮影しています。

素人が1人で撮影する場合は限界もありますし…撮影に気をとられて、せっかくの旅行やお食事などを楽しめないのも良くありません。

できる範囲で「動かさない」を心がけてみると良いと思います。

実際どのように動画を撮影すればいいの?

さきほどの「美味しそうな定食(全員同じ定食)」と「それを食べる友人2人」の動画を撮影する時を例にとります。

撮影時必ず、順番に撮影しなくてはいけないというルールはありません。

食べ物から最初にどうしても動画にしたかったら、編集であとで入れ替えは充分可能です。

撮影時に友人に待ってもらうのが申し訳ないと感じるのなら、最初に友人達に食べてもらう所を撮影してしまえばいいんです。

例えば…ですが……

定食が届き喜んでいる2人を撮影(多少カメラを動かしても良いが、食べ物はそこまで写らなくてOK。むしろ食べ物よりも2人の表情などを重視で撮影。)

2人が美味しそうに食べている所を固定で撮影

(同時に2人が食べるならしばらく2人を一緒に撮影しても良いかも)

それぞれ1人ずつ固定で撮影

(「美味しい?」なんて質問しながら撮影してもいいと思います)

自分の定食全体図を5~10秒撮影

定食の中のそれぞれの品をゆっくりカメラを動かして撮影

(それぞれ5~10秒づつ撮影すると良い)

こんな感じでしょうか。

未来に起こりそうなことを予測しながら撮影できるようになると楽なんですよ。

撮影した動画を実際に編集してみる

その動画を私が編集するとしたら…

①定食が届いて二人が喜んでいる図

②自分の定食全体図を挿入(音声は喜んでいる図の延長線「おいしそー」などの声を利用)

③2人が美味しそうに食べている図

④1人づつの図(これが美味しいなど言っていれば、それぞれの品の画をはさむ)

といった流れでしょうか?

まとめ

カメラを動かさず止めることを心掛けて撮影するだけで、編集もしやすくなり、後で見やすい動画になると思いますよ。

後で編集をする動画を撮影する時は、ちょっと試してみてはいかがでしょうか?

もちろん、これに囚われすぎず、できる範囲で撮影を楽しんでもらえればと思います。

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